「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者 が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16) 「ちのしお」*1の活動が今年で七年目に入りました。その七年間に入るまでには、色々なこ とがありました。 活動が始まった頃はたのしかったのですが、続けていくうちに、その中で活動していくのが嫌 になっていき、ちょうどその時期(三年目)に、高校を辞めて、祖母のところで生活をはじめると いうことをしなければなりませんでした。その祖母の家で、お金を盗むという罪を犯しました。そ の時、自分の罪が表面化して、祖母に謝ったのは良かったのですが、自分自身に嫌気がさし て、どのようにしていけばよいのか、分からなくなりました。山本嘉納先生のところに行き、相談 した時に先生の口から出た一言は、「あなたは教会に残るのか、それとも教会を離れて一人で 歩んでいくのか。」ということでした。それはイコール、「あなたはイエス・キリストの十字架の救 いをとるか、それとも、悪魔と共に歩むのか。」ということでした。私は教会に残ることを選びま した。 その時は、気持ち半分で救いを受けて、あまり実感が沸きませんでした。しかし、与えられた 聖言の意味を考えたとき、「自分には、やはり十字架による救いが与えられたんだな。」という ことを、心の中に感じました。 それからというものは、ちのしおの活動はメンバーとの衝突が有りましたが、一つ一つのこと を乗り越えていけることを感謝しています。しかし、キーボードの満恵姉が、学校のため二年間 いないということが起き、「ちのしお」にとって大きな試練ですが、メンバーと共に乗り越えて行こ うと思います。また、私自身ベースという楽器を与えていただいたからには、一つのリズム体と して、神を讃美していくことをなお、続けて行きたいと思っています。 *1:仙台聖泉キリスト教会のドラム、ギター、ベース、キーボードなどによる音楽バンドの一つで す。 ![]() |