「同労者」第15号(2000年12月)                目次に戻る

巻頭言
− 「同労者」満1歳に思う − 
仙台聖泉キリスト教会   石井 矗

 「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励み
なさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですか
ら。」(コリントT15:58)

 「同労者」が発行されて満1年を過ぎました。この編集の労をとっていらっしゃる野澤兄はじめ
とする連合信徒部会の方々の並々ならない熱意と努力に深く敬意を表すものです。
 私も聖泉キリスト教会連合六部委員会の中の厚生委員会に所属させていただいており、連
合創立30周年記念の時に先生方に謝恩金をお贈りすることが出来ましたが、この事柄は一
朝一夕に成立したものではありません。数年にわたる少人数による話し合いの中で少しずつ
進められました。それは連合のもつ様々な課題に関連することでした。
 30年の歩みをどのようにとらえるか、感謝すべきことを明らかにし、またその欠けたところを
補い、新たな連合の展望を望みながら停滞せず、あくまで具体的な事柄を実現すべく検討が
為されました。しかし、そのことが公にされたとき様々な意見が出、差し戻し再検討となることも
ありましたが、最終的にはご理解を頂きほぼ原案どおり実現することができました。
 信徒が連合の大切な営みに参加し、その重荷を少しでも負うべく立てられた六部委員会の
中で小さな働きではありますが役割を果たさせて頂き感謝しております。
 今までは年に1回総会に出席し用意された資料を見、承認の挙手をし旅費まで頂いてくるだ
けで大変恐縮しておりました。
 この「同労者」は、発行を始めて1年、1回も遅れることなく発行されています。聞くところによ
ると、編集者の方は帰宅されるとすぐパソコンに向かわれ奥様ともども編集に当たられるそう
です。このような熱心な働きに心を動かされます。聖書研究では信仰の基礎になる聖言を学
び、身につけ、証詞の文の中で信徒の喜び、感謝、課題、悩み、を知らさせていただきました。
はじめは小さい働きでも、それが熱心に続けられるものならば神様はその事を用いてくださる
ことと信じます。



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