「同労者」第31号(2002年4月)                目次に戻る

巻頭言
− 信 仰 の 通 信 回 線 − 
仙台聖泉キリスト教会   齊藤 望

 光ケーブル、ブロードバンド、ADSL、ISDN、PIAFS等、最近の通信環境は高速になり、より
多くの情報を提供してくれます。新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのメディアでは、通信回線が太
くなり高速化することによって得られる利得を報じています。
 さて、私の信仰の通信回線はどのようになっているのかと考えてみるときに、高速回線のよう
でない事がわかります。神様の問いかけにリアルタイムで答えることができなかったり、時には
神様の御声を聞き逃したりと脆弱さを感じます。
 私の祈りが聞き入れられていることの確信は、子供のころよりも強くなりましたが、年を重ね
るにつれ、神様は私の祈りを聞かれているが私が神様の御声を聞いていないことがわかりま
した。年を経るごとに経験が豊かになり、多くの情報を知り、知識を得、より理解することがで
きると思っていましたが、それは正に反対でした。
 この世の中で生活していくためには確かに必要なことでしたが、神様と私との間には多くのも
のは必要ではありませんでした。神様の御声を聞くときに必要なことは、自己の経験や知識や
様々な情報ではなく静かに神を求めることにあることが解かりました。
 昨年末子供達が、長男次男ともそろって洗礼を受けることができ感謝しています。これから
の信仰生活の中で必要なことが何かを考えさせ、神様との直接の関係がどれほど多くの力を
生み出すことかを証できる日がくることをともに祈りながら励みたいと願っています。
「私達が、主イエスによって、どんな命令をあなたがたに授けたかを、あなたがたは知っていま
す。神のみこころは、あなたがたが聖くなることです。」(テサロニケT 4:2〜3)


目次に戻る      表紙に戻る