「同労者」第32号(2002年5月)                      目次に戻る 

読者の広場(3)

<お便り>  祈りが答えられて
 盛岡聖泉キリスト教会   鬼柳 勝昭



 私はこの結婚が与えられるように求めていたのは高校生の時いじめが原因で自殺未遂をし
て母が居ても立ってもいられず教会に行っている姉妹を通して教会の門をくぐりました。そして
教会に来ていじめの原因は相手ばかりでなく自分にも問題があること(自己中心)を示されまし
た。そうした歩みの中で教会の暖かさに触れ結婚(クリスチャンホーム)をこんな人間でも築き
たいと思うようになりました。
 最初は人よりもたくさん行いをやり良く見られれば早く良い人を見つけてくれるだろうと思いわ
ざとらしいくらい行いをやっていました。しかしだんだんとそれも限界に近づきやれなくなってし
まいました。これで与えられるだろうと思っていましたが、祈りは聞かれませんでした。
 仕事で同僚が結婚生活を話していること、両親も心配し結婚はどうするんだと言われいろい
ろなものが重なり牧師に文句を言ったり、はっきり言えば口喧嘩をしたこともありました。その
中でも神様が礼拝に導きまた御言葉から励まされ背後で神様の守りがあったことと思います。
そして去年4月聖泉教会のセミナーで中京教会婦人伝道師がメッセージで答えられないお祈り
で3つあり悩んでいました。切羽詰まり海辺を歩いていた時、神様がすべてを明け渡すように
示されそれを実行した時、最善の時に祈りが答えられたと語っていました。





 私の心に深く入り私のことは主がすべて解っているんだと思いこの問題は主にお任せするこ
とにしました。そしてまものなくお見合いの話が中野牧師よりあり、3月9日に吉井則子姉と結
婚式を挙げることができました。教会式で行いキリストを知らない親戚、職場の人たちに福音
を語る機会を与えてくれました。また背後で牧師はじめたくさんの兄弟、姉妹がお祈りして下さ
った事を感謝します。
 「あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与
えになります。」(ヨハネ16:23)



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