「同労者」第35号(2002年8月)                        目次に戻る

聖書の植物

− いばらとあざみ(2) −

 写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可によ
り掲載。詳細はホームページ、 http://www2.seisen-u.ac.jp/~hirobe/biblicalplants.html  
または、「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。 


「そこでギデオンは言った。「そういうことなら、主が私の手にゼバフとツァルムナを渡されると
き、私は荒野のいばらやとげで、あなたがたを踏みつけてやる。」(士師記8:7)




アビヨナ ―――>ケーパー Capparis spinosa
フウチョウソウ科フウチョウボク属

聖書にはアビヨナと書かれているところがケーパーだとされている。
スモークドサーモンにつけ合わせてあるのがこのケーパーの花の蕾の酢漬である。この植物
をキリストの茨と昔は考えた人がいるが、過越祭の頃はやっと新芽が出始める頃であるので、
考えられない。西の壁などから夏場はぶる下がっているのを見ることができる。


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