「同労者」第37号(2002年10月)             目次に戻る     表紙に戻る

聖書の植物

− いばらとあざみ(5) −

 写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可によ
り掲載。詳細はホームページ、 http://www2.seisen-u.ac.jp/~hirobe/biblicalplants.html  
または、「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。 


「土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければなら
ない。」(創世記3:18)




オオアザミ、マリアアザミSilybum marianumキク科

冬の間は地面にへばりついているが、春になると急に大きくなり人の丈よりも高くなる。葉にミ
ルクが垂れたような縞模様がある。大きなとげのある植物を連想させるような聖書の記述はこ
の植物も考えられる。人によっては、イエスの種蒔きのたとえの中の茨に考えてもいる。




シリアノトバシスNotobasis syriacaキク科

冬の間は地面近くに生えていたものが、春とともに大きくなり、 その先にあざみのような花が
咲く。葉はマリアアザミのように白い縞模様があるが、やや葉は小さく、花も異なる。


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