「同労者」第39号(2002年12月)             目次に戻る     表紙に戻る

聖書の植物

− いばらとあざみ(7) −

 写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可によ
り掲載。詳細はホームページ、 http://www2.seisen-u.ac.jp/~hirobe/2002thorn10.htm  
または、「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。 


「「レバノンのあざみが、レバノンの杉に使者を送って、『あなたの娘を私の息子の嫁にくれない
か。』と言ったが、レバノンの野の獣が通り過ぎて、そのあざみを踏みにじった。」(列王記U 
14:9)


キグンデリアアザミ  Gundelia tournefortii
キク科グンデリア属


植物全体がとげとげしている。ツィラーと同様に花が咲いた後に植物全体が丸まり、ころがりな
がら移動し、水があると種を撒布する。しかし、枯れてそのままの植物も見る。



クレタアザミ
Eryngium creticum
セリ科ヒゴタイサイコ属

地中海地帯が移行地帯に自生し、若い時は葉が柔らかく食べることができるが、花の咲く頃に
は青みがかり、とげのように痛くなる。苦菜の一つとしても考えられる。



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