「同労者」第40号(2003年1月)                目次に戻る  表紙に戻る

わかふうふわかもん

 − 私と私の家とは、主に仕える −
ヨシュア記 24:15

仙台聖泉キリスト教会  山田 行

 今年も12月がおとずれました。ばたばたした日々でしたが、やっと家族そろって小さなクリス
マスツリーをかざることができました。その光を見つめることができました。子供達はこの一年
でずいぶん成長しました。そして私自身もこの尊い命と生きることで、神より本当に多くのこと
を示されました。
 自分の責任について反省したり、親のあり方などを勉強したり、夫と話し合ったり、子供達と
も話し合ったり、祈ったりしました。それらはとても良いことでしたが、それはみんなつけたしの
アクセサリーに過ぎないのではないかということです。
 親として第一に大切に成すべきことは、私自身を神におささげし、心から仕えるということだと
思ったのです。
 神との関係がきちんとしていない限り、家庭の中に霊的な場もなく、子供との関係もぎくしゃく
してくることがありました。うわべをつくろう家庭ごっこでは何も築くことができないように感じる
のです。神への信頼がなくては子供は親を信頼できず、神を本気で愛していなければ子供は
神の愛を知ることはできません。
 私が神の前に献身しつづけなくてはいけないことが幾度も示されました。子供の欠点や弱い
ところはよく見えますし、そこに手をのばし口を出したりします。しかし、自分自身の生き方はど
うなのだろうかと、神の前にどう生きているのかと何度も問われました。まだまだほど遠く弱い
自分を思いますが、「私と私の家は主に仕える」と告白しつづけ、自分にだけでなく子供達にも
このことを言い続けなくてはいけないと思います。
 今年も多くの方々の助けと祈りに支えられました。そして神ご自身が小さな家庭を守り導いて
下さったこと、心から感謝しています。


 

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