「同労者」第41号(2003年2月)              目次に戻る      表紙に戻る

祈りの小部屋

 − バウンズ著「祈祷の目的」25ページから −


祈りは主要なかつ永遠の条件であって、これによって父はその子をして世界を征服させたもう
のである。キリストはその民によって祈りたまう。もし神の民によって、世界的の絶えざる祈り
が捧げられたならばこの世は遠い昔にキリストによって占領されたであろう。遅延は頑固な妨
げのためでなく正当は祈りの欠乏から来るものである。私たちは他のことならば何事でも多く
するが、祈りを多くしない。私たちの献金はすくないけれども祈りよりは多く献げられる。平均し
て50人の人が金をもって教化を助けるとすれば、一人しか異教国のために神と力くらべをしな
い。職務上、やむを得ず祈る祈りはこの点から言えば少しの価値もない。私たちは祈りの必要
を高調するよりも他の者の必要を訴える。


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