「同労者」第44号(2003年6月)            目次に戻る     表紙に戻る

旅行記

― 聖地旅行見聞記 (26) ―

森聖泉キリスト教会  牧師 秋山 光雄

聖地旅行日程    1986年11月14日〜11月25日 (13日間)
日/曜日 出発地−到着地 主な訪問・見学地
24/月 エルサレム・チューリヒ
  (コンチネンタルホテル)
テルアビブ、聖母子教会、スイス・チューリヒ工科大 学、チューリヒ湖


11月24日(月)
(先月号のつづき)夕食後、解散集会を開いた。有間師、宮内師らの証しもあった。解散を前
に石神さんの注文で同行牧師達だけの記念写真を撮った。石神さんは80才という高齢だが
声量といい発想といい元気旺盛、またそうとうな信仰哲学を持ち同時に謙虚な器だ。霊南坂教
会の小崎弘道牧師から受洗したというからなかなか信仰歴のある人である。また仲間の一
人、中村さんは荒川教会の佐々木辰治兄の近くに住んでおり佐々木兄とも知り合いだと言う
し、有間師は諏訪の西川師と先輩後輩の親友だと言うし、岡山師は同盟知立の中川師と親し
い仲だし、イムマヌエルの前田師とも友達だと聞かされている。岡野師は息子潔の友人で、彼
は常滑の岡野師の教会を訪ねたこともある仲だ。そんな具合でキリスト教世界の狭さを感じさ
せられた。

 
ラウ・マンスター教会のステンドグラス(本文は前回掲載)


 
チューリヒの夜景・・リンマート川に映える(本文は前回掲載)


 
フラウ・マンスター教会内部



有間師と石神氏

隣部屋の石神さんは相部屋の中村さんが戻らぬため、私たちの部屋で暫く話し込んだ。私は
彼の肩をマッサージしてあげた。今朝、テルアビブ空港で私たちを運んでくれたモーシェさんに
婦人の誰かが食べなかったインスタントラーメンを差し上げたが、私もゲノサレのキブツで黙っ
て置いてくるよりモーシェさんに上げれば良かったナと思ったが後の祭りだった。とにかくいよ
いよ明日は帰国するので荷物の整理をし持参したみそ汁やまつたけの吸い物の即席汁を有
間師と飲んだ。明日仲間の新嘉喜師は別行動でオランダの宣教師を訪ねるとか言ったが今晩
もコンチネンタルホテルに子森師や後藤師みら同盟の宣教師が夫婦で訪ねて見え、再会を喜
び合っていたようだ。その宣教師はファイサ・サムエル先生という人で佐渡の金井教会を開拓
した器とか、そこには現在も山本弥平さんも健在だし召天された山本岩次郎牧師も関わりがあ
るので尋ねてみたら「オー、ヤマモトセンセイ!」と言っていた。覚えているらしかった。
(この日の記つづく)



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