「同労者」第４６号（２００３年８月） 　　　　　　　　　　　目次に戻る　　　　　表紙に戻る

日／曜日	出発地−到着地	主な訪問・見学地
26／水	香港−成田

１１月２６日（水）

夜が明けたので２６日だろう。機内で配られた朝日新聞（１１月２５日付）で三原山爆発、三億
円強奪事件、フィリピン政変などを知らされた。と同時にさすがは大新聞でこのような外国にも
新聞を渡る速さに驚かされた。私の後ろの窓側に陣取った岡山師に適当な所があったらカメ
ラに収めてくれとカメラ毎預けて写して貰った。

給油のためか、それとも日本への最後の寄港のためか香港に着陸する。よく見かける高層ビ
ルの乱立する香港が眼下に迫る。大きく迂回して海側から着陸していった。空港で４０分の時
間があり、また免税店最後のチャンスなので土産物のチョコレートと自分用の万年筆モンブラ
ンを買ったが予想以上の高さに驚いた。売り子も中国人か良く分からないが上手な日本語だ
った。

　いよいよ香港を発つと次は成田だ。ここで機内食が配られ初めて日本食、お米のごはんにあ
りついた。台湾の東海岸、沖縄と地図を見比べながらカメラを向ける。やがて伊豆七島、富士
山を視界に捉え"帰ってきたな"の実感が湧く。成田の出発は夜だったが帰りは昼間で海側よ
り進入する。ぐんぐん機体を下げて成田空港へ定刻より少し遅れて１４時３５分到着。大阪行
きの組と別れて荷物を受けて自由解散。私は比較的スムーズに外に出た。荒川のおばあさん
が迎えに来てくれていた。リムジンバスに乗って東京駅に向かう。空港ではこれから横浜の結
婚式に向かうという山崎夫妻、また知り合いの所に行くという北海道の小島夫人らに挨拶して
別れを告げた。東京は寒い！これが実感だった。浜松の宮内師、岡崎の長谷部師、

岡、河野両師らと新幹線で帰るつもりだったがリムジンバスで河野師、東京駅で他の３人とば
らばらになり結局一人でひかり号の午後６時発に乗り名鉄の前後駅に潔の車に来て貰って帰
宅したのが９時少し前だった。（完）