「同労者」第47号(2003年9月)                目次に戻る  表紙に戻る

わかふうふわかもん

 − みんなでほめたたえる −

仙台聖泉キリスト教会  山田 行

「もろもろの川よ。手を打ち鳴らせ。山々も、こぞって主の御前で喜び歌え。」(詩篇98:8)


 もうすぐで、子供達の夏休みが終わろうとしています。この夏は、冷夏で特に仙台は、8月に
入って数えるほどしか太陽を見ることが出来ないほどでした。しかし、子供達は冷夏だろうが、
毎日雨だろうが、変わらず元気で目をきらきら輝かせて、次は何をして遊ぼうかと、ひたすら考
えての日々を送っています。今年も待ちに待っていたサマーキャンプや家族でのピクニックや
旅行。
 教会のみんなで行く川遊びも大好きです。神様が造られた大自然の中、風の音、山のにお
い、手で触る草や石、虫の感触など、体全部でその恵みを感じる時でした。日常とは違う子供
の姿、夫の笑顔、家族の温かさ、教会の方々との楽しい交わりも存分に与えられました。美し
い山々や川のせせらぎ、虫の声、子供達の歓声が響き、すべてが、神様をほめたたえている
のです。
 私自身日々、時間に追われ、いつもギリギリ、精一杯で、見ているようで見ていなく、感じてい
るつもりで感じていない神の与えて下さる恵みを在って当たり前のように、鈍い心になってしま
いました。けれどもこのように幸いなお休みを頂いて、もう一度心からの感謝をささげました。も
う一度やわらかい心に戻されて神を見つめることが出来ました。
 子供達と手をつないだらひとまわり大きくなったように感じました。来年の夏は、もう手もつな
げなくなるのかなと、ふと寂しくなってしまう私でした。






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