「同労者」第52号(2004年2月)              目次に戻る      表紙に戻る

ショートコラム ねだ

 − ザ ル  −


 テレビのチャンネルが増え、契約しさえすれば番組はびっくりするほどたくさんある。24時間
歌番組が何チャンネルもある。ニュースはもとより気象情報、教育、スポーツ、娯楽映画、アニ
メ漫画、旅行、・・と様々である。囲碁将棋チャンネルというのもある。
 たまたま、囲碁将棋チャンネルにまわしたら、「ザル碁」という話をしていた。その話をしてい
た人は、説明パネルを用意してこんな話をした。







 これすなわちザル碁である。語られたことばどおりではないが、まあいってみればこんなこ
と、すなわち盤面を読まザル、定石を知らザル、上手に学ばザル、不出来を認めザル、自己
流を改めザル。
 こういう碁をうっていると、ザルで水をすくうといことわざ通り、上達しないのであると。
 プロの棋士たちにとって、碁は職業であり、碁は働き場である。しかし、私たちにとってはた
だの遊びに過ぎない。だがこの遊びの話は、私たちが値高く値づもっている信仰にもあてはま
る。

                当面している事態、課題を読ま(考え)ザル
                福音の働きを知らザル
                恵みの証に学ばザル
                己の罪、汚れ、目方(力量)の不足を認めザル
                神が置かれた導く人に従って改めザル

 そっくり真理「神のことば(聖書)」とおいてもこれまたあてはまる。
                真理を読まザル
                真理を知らザル
                真理に学ばザル
                真理を認めザル
                真理に従って改めザル

 これすなわちザル信仰である。

諸君!
自分の信仰はザル信仰でないか、よーく反省してみようではないか。



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