「同労者」第54号(2004年4月)              目次に戻る      表紙に戻る

JSF&OB

− 心がけようと思うこと −

仙台聖泉キリスト教会  玉城 義

私は、クリスチャン経営(社長石井矗兄、工場長石井行雄兄)の会社、叶ホ井商工の工場に
勤めています。入社した当初は、パイプマシンという配管のネジ切り機の修理をする部門にい
ました。2〜3年経った後、ステンレスの鋼材を扱う部門に移りました。工場の中の社員は、私
と工場長以外はみな未信者の方々で、いわゆる職人かたぎと言われる年輩の人達です。ステ
ンレス部門の親方もそのうちの一人で、下っ端の私がいうのもなんですが、本当に熟練され
た、ステンレスより硬い(堅い)親方です。私みたいな者ですが、その親方は長い目でみてくだ
さり、今に至っています。また私のいたらなさをサポートしてくれるかのように、嘉納先生をバイ
トとして雇い、先生と共に仕事をしています。このように本当に恵まれた環境の中で仕事をして
います。ですが、悩みもあります。一つは、私自身の仕事の伸び悩みです。なかなか上達しな
いし、いまだに親方の言っていることが把握できずにもたもたしている時があります。自分でも
もう少し物事を考えながら仕事をしなくてはいけないなと、反省しています。もう一つの悩みは、
日曜日に仕事が重なる時があるということです。このステンレス部門は、食品会社の生産ライ
ンにある機械などを作っていた、その機械の取付工事をする時は、大概食品会社の生産ライ
ンがストップしている土・日なので、どうしてもそっちの方を取らなければいけません。また現場
での仕事でなくても、納期までに終わらせる仕事が遅れをとっていると、日曜日に工場に行っ
て仕事をしなくてはいけないということがしばしばあります。そういう中で、自分はどっちを取る
か悩みます。開き直って、仕事が優先と言って当たり前のように礼拝を休み続けたこともあり
ました。また自分が置かれている環境が悪いんだと言って、教会の方々、先生に対してあてつ
けをしたこともありました。しかし、やはり礼拝は大切です。一日休んでも自分にとって、どれだ
け大きな損失をするかということも分かってきました。この状況の中で、開き直らずに、「礼拝を
大切にする!」といいう姿勢を持ちながら、仕事に取り組んでいかなくてはいけないと思ってい
ます。

「神が私たちに与えてくださったものは、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」(テモテU
 1:7)





トップへ
トップへ
戻る
戻る