「同労者」第69号(2005年7月)
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6月5日に「大切なもの」というテーマでJSFコンサートがありました。コンサートの準備を進め
ていく中で、JSFリーダーの玉城義兄が、コンサートテーマの御言葉としてピリピ書2章2節を 開き、「一致」について話をしていました。しかし、テーマの「大切なもの」と義兄が話していた 「一致」が結びつかず、どういうことかわからずにいました。それで、僕はある日ピリピ書2章2 節をもう一度読んでみました。すると、そこには「同じ愛を持ち、心を合わせて、志を一つにし」 と書いてありました。それを読んだときに、僕の居るバンド名とその御言葉が僕の中で一つに 結びつきました。
僕の居るバンドはパーソナリティーと言って、「それぞれの個性を一つに」という意味がありま
す。そして「心を一つにする」というのは僕たちのバンドが目指していることでもあります。でも、 今の僕たちには、まだ自分の演奏に精一杯で、心を合わせて賛美できていないという部分が あります。
僕自身も、いつも精一杯賛美することばかりに一生懸命で、周りと心を合わせるということが出
来ていませんでした。僕は、このコンサートを通してそういうことに気付かされ、また、御用に対 する考え方や姿勢をもう一度考えさせられました。バンドにとって、みんながキチンと合わせて 演奏するということは基本ですが、それ以上に心を1つにして演奏するというのは大切なことな のかもしれません。
「同じ愛を持ち、心を合わせて、志を一つにし」というのは音楽の御用だけでなく、教会で生きて
いく中でも大切なことだと思います。心を合わせることは簡単なことではありません。でも、これ からもメンバー一人一人が教会で生きていく中で、その気持ちを持ちながら歩んで行けたらい いなと思っています。
そして、ピリピ書2章2節に書かれている御言葉が僕たちにとっての「大切なもの」なのだと感じ
ました。 |