「同労者」第69号(2005年7月)
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今回は朗読部門と同じく2003年4月からスタートした祈祷部門についてご紹介させていただ
きます。
この部門が発足したのは、その前に行われた演劇部門による「道ありき」公演が直接のきっ
かけでした。演劇部門の所ですでにお話ししましたが、この演劇公演にはその準備の過程で も、またその当日においても大変困難な出来事を数多く体験しました。主の助けがあったから こそ、それらを乗り越えて、大いなる祝福を受けることができたのですが、今後の読書会活動 を考えれば一層の主の助けがなければこの働きを全うすることができないことを覚えさせられ たのです。というわけで、読書会の働き全般を覚えてとりなす部門を作ることを示され、「道あり き」公演の翌月、2003年4月に祈祷部門はスタートしたのでした。
そこに参加したのはその当時月曜日の東京読書会に集っていたメンバーでしたが、その
方々は読書会のために私が挙げた祈祷課題を熱心にとりなし続けて下さいました。読書会の 各地区・各部門の具体的な事柄のため、そこに集っている求道者の人々の救いのため、病ん でいる方々や問題のある方々のため、代表である私や顧問である三浦光世氏を初め、読書 会のすべてのリーダー達のため、その他読書会のもろもろの必要のため、毎月約1時間半祈 りを捧げました。 しかしこの働きは、ある中心的メンバーが家庭の事情で参加できなくなり、 別な方法で行わなければならない状況に追い込まれてしまったのです。そんな中で主に祈り求 めていたところ、主は全国のリーダー達にメールを通して祈祷課題を流し、共に日にちを決め て心を合わせて祈ることを導いて下さいました。そして、そのことが示されたのと同時に、旭川 読書会コーディネーター(リーダーの読書会の呼び名)から地元で祈祷会を開催することになっ たとの知らせが入って来たのです。何とそこには三浦光世さんも加わって下さるとのことでし た。そこで私は、2005年1月から旭川で毎月行われる読書会のための祈祷会に合わせて全 国のリーダー達に呼びかけて同日祈祷を行うことに決定したのです。
こうして約1年半続いた祈祷部門は新しい形で再スタートしたのですが、この結果以前より多
くの人々が祈りを共にすることができ、読書会全体として主の御業をより豊かに体験できるよう になったことを私自身感じさせられています。
この同日祈祷のためには主が約束の御言葉を与えて下さいました。それは民数記6章22〜
27節でしたが、特に最後の27節は私に大きな励ましを与えて下さいました。「彼らがわたしの 名でイスラエル人のために祈るなら、わたしは彼らを祝福しよう。」このことを確信しつつ、読書 会のリーダー達と共に祈り続けようと思います。 ![]() |