「同労者」第72号(2005年10月)                           目次に戻る 

三浦綾子読書会



三浦綾子氏召天記念集会(東京)

 日 時  2005年10月15日(土)14〜17時
 場 所  お茶の水クリスチャンセンター8階チャペル
           (JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩3分)
 内 容  第1部  記念礼拝(14:00〜15:00)
        司式  長谷川与志充氏
            (三浦綾子読書会代表、東京ミレニアムチャーチ牧師)
        説教  「一粒の麦の死」(ヨハネの福音書12章24節)
      第2部  記念講演(15:15〜17:00)
        講師  宮嶋裕子氏(三浦綾子氏初代秘書、三浦光世氏秘書)
            「作家三浦綾子 その生き方にふれて」
 参加費  事前予約 1500円  当日 2000円  
 予約方法 お名前、ご住所、お電話・FAX番号、メールアドレスをご記入の上、
      下記までお申し込み下さい。お問い合わせも下記までお願い致します。
       E-mail toyoshi@io.ocn.ne.jp  (長谷川)
       FAX 04−2939−8470(長谷川)

 ※記念集会の前に、12時〜13時半まで講師を交えて記念昼食会が行われます。
  場所は同じくクリスチャンセンターの4階国際ナビゲーター集会室で、参加は
  読書会会員限定ですが、希望者は上記の長谷川までお申し込みを。食事は各自
  持参で、参加費は300円です。






 三浦綾子読書会とは(17) − 
    東京ミレニアム・チャーチ 牧師  長谷川 与志充
 
 今回は2005年1月から正式に発足したツアー部門についてご紹介させていただきます。
 この部門は三浦文学にちなんだ場所を訪問しながら、作品についての造詣と参加者同士の
交流を深めていくことを目的としていますが、この部門の発足は以下のようにして導かれまし
た。
 私は2002年2月から旭川を読書会のため訪問するようになりましたが、この読書会に合わ
せて何人かの方々が全国から旭川に来られたことがありました。その方々は旭川訪問を通し
て大変恵まれ、その後も読書会活動に熱心に参加して下さいました。
 このような様子を見て励まされた私は、2004年4月に初めて「三浦綾子ツアー」という企画
を打ち出し、読書会関係者だけでなく一般の方々にも広くツアーの案内を出してみたのです。
すると、宣伝期間が少なかったにもかかわらず、このツアーには5名の参加者が与えられ、今
まで読書会に関わっていなかった方々も2名参加することができたのです。この方々は皆、ツ
アー内容に大変満足され、参加者同士の交流も本当にすばらしいものとなりました。この経験
は私に新しいビジョンを与え、ツアー部門が2005年1月から正式に発足することとなったので
す。
 2005年1月には「流氷ツアー」を行い、「続氷点」のラストシーンに登場する流氷を見に網走
まで行って来ました。そして2月には「塩狩峠ツアー」を行い、塩狩峠で毎年命日に行われる
「塩狩峠」の主人公のモデルである長野政雄さんを偲ぶアイスキャンドルの集いに参加して来
ました。
 どちらも旭川での読書会出席と観光も含めて行われましたが、共に好評だったため来年20
06年も継続して行う予定です。
 2005年の5、6、7月にもツアーを計画しましたが、これらは参加者が最少催行人数に達し
なかったため中止となりました。このことの反省から、ツアー内容や日程など、今後さらに検討
する必要を覚えさせられています。
 内容に関しては、旭川は意外と多くの人々がすでに訪問していることから、三浦文学にちな
んだその他の地を訪問するツアーを作ろうと計画しています。北海道の各地は勿論のこと、今
後は日本各地や海外にも足を伸ばせたらと思っています。
 日程に関しては、今までは牧師をしている私の都合に合わせて木・金・土のように日曜日を
外していましたが、多くの方々が参加するためには日曜日を入れた日程、例えば、金・土・日
のような日程が必要だと思わせられています。また、このことに合わせてツアーリーダーの奉
仕者を新しく立てる必要もあります。
 夢は限りなく広がるツアー部門ですが、今後の展開が本当に楽しみです。


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