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          「同労者」第74号(2005年12月)
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          5.まとめ
           
          
           終わりに、主が再びおいでになり、新しい天と新しい地に住む時がやってくることが分かった
           
          今、私たちは何をしなければならないかについて聖書が示していることを、完全に網羅するわ けではありませんが、いくつかを拾い上げて学び、本講のまとめとします。 
           詳細は省略しますが、以下のみことばはその前後を読んでみると、いずれも主が再臨される
           
          こと、やがて天国に私たちが入れられることと関連して述べられたものであることが分かりま す。 
          ・惑わされないようにしなさい。用心しなさい。(マルコ13:5、マタイ24:4、ルカ21:8、コリントT15:34、テサロ
           
          ニケU2:3) 
          ・目をさましていなさい。正しい生活を送り、罪をやめなさい。慎み深くしていましょう。(マルコ13:
           
          33、マタイ24:42、ルカ21:34、マタイ25:13、コリントT15:34、テサロニケT5:6〜8) 
          ・油を絶やさずに備えして待ちなさい。(マタイ25:1〜13)
           
          
          ・それ(再臨)がいつ起きるのか、時の追求はやめなさい。(マルコ13:3〜4、マタイ24:3、ルカ21:7、マ
           
          ルコ13:32) 
          ・心を騒がせるのは、やめなさい。(ヨハネ14:1〜2、テサロニケU2:2)
           
          
          ・堅く立って動かされることなく、主のわざに励みなさい。私(パウロ)たちのことば、または手紙
           
          によって教えられた、言い伝えを守りなさい。(コリントT15:58、テサロニケU2:15) 
          ・このことば(主が再びおいでになることを示す)をもって互いに慰め合いなさい。互いに励まし
           
          合い、互いに徳を高めあいなさい。(テサロニケT4:18、5:11) 
          ・普通の労働をしていなさい。静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。(テサロニケT4:
           
          11、テサロニケU3:12) 
          ・身を潔くたもちなさい。(テサロニケT4:2〜7)
           
          
          ・妻のある者はない者のようにしていなさい。(コリントT7:29)
           
          
          ・世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。(コリントT7:31)
           
          
           救いの恵みに与っている私たちに、やがて死んだ後か主の再臨によって、天国にゆくことが
           
          約束されていることは、私たちの最大の希望です。 
           それを前提に、神が私たちに求めておられるこれらのことに注意を払い、善き実を結んで、
           
          神をお喜ばせできる生涯をおくるお互いであらせていただきたいと思います。 
          (完)
           
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