「同労者」第７５号（２００６年１月） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目次に戻る　

　今回から「三浦綾子を知る」と題して、三浦綾子さんについての基礎知識をご一緒に学んで
みようと思います。今回は第一回目ですから、最も基本的なことを学びます。

タイトルにも記したように、これは「三浦綾子検定５級」と言える問題であり、１〜５は三浦綾子
さん自身に関する問題、６〜10は三浦綾子さんの著作に関する問題です。

（問題）

１．三浦綾子さんは北海道の何市に生まれ育ちましたか。

２．三浦綾子さんは女学校を卒業後、何の仕事につきましたか。

３．三浦綾子さんにキリストを伝え、その後亡くなった幼馴染みは誰ですか。

４．三浦綾子さんと３の人物が共にかかった病気は何ですか。

５．三浦綾子さんと結婚したのは誰ですか。

６．三浦綾子さんの最初の作品で、朝日新聞の１０００万円懸賞に入選したのは何ですか。

７．三浦綾子さんの代表作で、自らの命を捨てて乗客の命を救った青年の生涯を描いた作品

　　は何ですか。

８．三浦綾子さんの自伝で、敗戦後からキリストを信じ、結婚するまでを描いた作品は何です

　　か。

９．三浦綾子さんの最長の小説で、江戸時代末期に日本から難船した乗組員の生涯を描いた

　　作品は何ですか。

10．三浦綾子さんの最後の小説となった長編で、日本の戦中を生きたある教師の生涯を描い

　　た作品は何ですか。

（解答と解説）

１．「旭川市」　三浦綾子さんはほとんど旭川市に住み続けられました。

２．「小学校の教師」　三浦綾子さんは７年間小学校の教師でした。

３．「前川正」　この方なしに三浦綾子さんは語れない超重要人物です。

４．「肺結核」　当時は死を宣告されたも同然の重病でした。

５．「三浦光世」　名前を女性と勘違いされたため、二人は結婚に導かれました。

６．「氷点」　賞金は１円も三浦夫妻の手に残らなかったそうです。

７．「塩狩峠」　この本で主を信じて救われた人は数え切れないでしょう。

８．「道ありき」　感動なしには決して読むことができない本です。

９．「海嶺」　映画にもなった大作で、世界的で壮大な作品です。

10．「銃口」　戦争という大きなテーマを取り扱った重要な作品です。

１０〜８点　三浦綾子通？

　７〜６点　合格です。

　５〜４点　もう一息。

　３点以下　今後さらに勉強しましょう。