「同労者」第77号(2006年3月)                          目次に戻る

わかふうふわかもん

「穏かな空気づくり」

仙台聖泉キリスト教会  山田 行 

 1月の最後に、教会で伝道委員会がもたれました。今年一年の伝道活動について話し合う会
議です。月末で朝から何かと忙しく、寒い日ですので、気分的にも辛いなと思いながらも出席し
ました。毎年のことですが、婦人伝道師の山本盡子先生が、とてもおいしそうな手作りのケー
キやパンやお茶を沢山用意して下さっていました。いっぺんに今日の疲れや重い気持ちがす
ーっと温かい気持ちに変わる事が分かりました。もちろん会議も温かくスムーズに運んでいき
ました。
 いつも感じることですが、このようなさりげない、あまり重要でないようにみられる小さな心使
いが、本当はとても大切で、わたし達の教会生活にも、安らぎや安心、平安といったものにも
結びつくことが多くあります。また、教会堂に上っていく階段の途中や、テーブルの上にかわい
い、草花もいつもきれいに飾っています。それをみて、義母と「この花きれいね」と会話をしなが
ら穏かな気持ちで集会に臨めるのです。婦人の先生方の細やかな配慮は、わたしも、感謝し
つつ自分もそのような小さな気配りや、女性として大切な空気づくりができたらなと思います。




まずは、忙しく一生懸命働いてくれている夫に、温かいおいしいお茶をいれてあげるところから
はじめます。(笑)

 「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。」(マタイ
7:12)





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