「同労者」第81号(2006年7月)                          目次に戻る 

三浦綾子を知る  (7)
− 三浦綾子検定3級(1) −
東京ミレニアム・チャーチ 牧師  長谷川 与志充

 今回からはもう1段レベルを上げて3級問題にチャレンジしてみていただこうと思います。そ
の第1回目は、5級、4級では取り上げなかった三浦綾子さんの作品について学んでみましょ
う。

(問題)
1.三浦綾子さんの自伝で、「氷点」入選から約10年間の作家生活を記した作品は何ですか。
2.三浦綾子さんの自伝で、1の続編として書かれた作品は何ですか。
3.三浦綾子さんの伝記小説で、あるクリスチャン棟梁の生涯を描いた作品は何ですか。
4.三浦綾子さんの伝記小説で、矢嶋楫子の生涯を描いた作品は何ですか。
5.三浦綾子さんの歴史小説で、千利休の生涯を描いた作品は何ですか。
6.三浦綾子さんが聖書の入門書として書いた2つの作品は何ですか。
7.三浦綾子さんの初めてのエッセイで、恋愛と結婚について記した作品は何ですか。
8.三浦綾子さんの2番目のエッセイで、「信徒の友」に連載された作品は何ですか。
9.三浦綾子さんの小説で、佐渡出身の父方の祖父母をモデルに書かれた作品は何ですか。



(解答と解説)
1.「命ある限り」 三浦綾子さんの作家時代の初期を知ることができる重要な作品です。
2.「明日をうたう」 この作品では作家時代の中期を知ることができます。
3.「岩に立つ」 この棟梁が三浦綾子さんの自宅を建てました。
4.「われ弱ければ」 三浦綾子さんが実際に会ったことがない人物の伝記です。
5.「千利休とその妻たち」 「細川ガラシャ夫人」と並ぶ歴史小説です。
6.「旧約聖書入門」「新約聖書入門」どちらもすばらしい聖書入門書です。
7.「愛すること信ずること」 結婚前や結婚したばかりの人は勿論のこと、既婚者へのプレゼ
   ントにも最適です。
8.「生きること思うこと」 信者向けに書かれた貴重なエッセイ集で、リバイバルメッセージ集と
  も言えます。
9.「嵐吹く時も」 一般的には有名ではない作品ですが、三浦文学の大作の1つとして評価さ
  れるべき作品でしょう。


                   10〜8点 三浦綾子通?
                    7〜6点 合格です。
                    5〜4点 もう一息。
                    3点以下 今後さらに勉強しましょう。
 



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