「同労者」第81号(2006年7月)
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写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可に
より掲載。詳細は同氏のホームページ
又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
の香料と純粋な乳香をそれぞれ同量取り、 (出エジプト記30:34) (新改訳聖書では次のようになっています。 【主】はモーセに仰せられた。「あなたは香料、すなわち、ナタフ香、シェヘレテ香、ヘルベナ 香、これらの香料と純粋な乳香を取れ。) ヘブライ語のナタフとはもともと「しずく」という意味で、ヨブ記36:27にはナタフという言葉がし ずくの意味に使用されている。香料としてのナタフが何に当たるのかはいろいろの議論があ る。何人かの学者はこれをアラビアやソマリア原産のギリアデモツヤクCommiphora gileadensis としている。この木の樹皮を傷つけると水滴のようなガム状の析出物が出てくるからである。 は樹膠と乳香と没薬を背負わせ、彼らはエジプトへ下って行くところであった。」(創世記37:25) 「乳香はギルアデにないのか。医者はそこにいないのか。それなのに、なぜ、私の民の娘の傷 はいやされなかったのか。」(エレミヤ8:22) |