ことは一回もない。青森山田−昨年一昨年の覇者駒大苫小牧戦、ラジオで途中まで聞いた。 前半は青森山田圧勝の勢いである。これは青森山田の勝ち、と思った。なかなかよし。今年は 期待できるかな、なーんて考えた。ところが、結果をきいて、「え、まさか!」 なんと、最後に逆 転されていた。 圧巻は決勝戦だった。延長15回引き分け再試合となった。勝つのは早実のピッチャー斎藤 か、駒苫の田中か!っと、ピッチャーが注目の的となった。早実の斎藤は準々決勝から4連 投・・ピッチャーの数が少ない高校野球では、3連投も珍しくはないが、引き分け再試合のため 4連投となった。その最後の投球も140キロ台のスピードがでる。まったくどうなっているんでし ょうねエ。 斎藤投手、流れる汗をぬぐうは、青いハンカチ、とうとう「ハンカチ王子」と呼ばれだした。 「ハンカチ王子」はきっと今年の「流行語大賞」選ばれるにちがいない。 青いハンカチが爆発的に売れているという。ハンカチを売る業界がこのチャンスを見逃すは ずはない。別の色のハンカチもちゃっかり宣伝している始末、生き馬の目を抜く・・というが大し たものだ。 この原稿執筆中、当のハンカチ王子様、日本選抜に選ばれて、ただいま米国遠征中であ る。 プロ野球のスカウトは虎視眈々。本人は大学進学希望とのことであるが、日本野球だけでな く、大リーグのスカウトも動いているとのこと、さてはてどうなることやら。 高校野球では、一度強くなるとしばらく強さがつづくことが多いと感じる。今回準優勝の駒大 苫小牧もそうであるが、かつての四国の池田高校もまた然り。うまい上級生にもまれると、速く うまくなれるということか。単に技術を習得するというだけでなく、練習の仕方や、気構えもきっ と変わってくるのであろう。早実も続くかな? おまけだが、今年の中学校軟式野球の全国大会優勝は、岩手県二戸市の福岡中学校であ る。かつては1年の3分の1も雪に埋もれている雪国の野球は、どうしても南の地域に勝てな かったが、中学校の野球が強くなれば、高校の野球も強くなる。北国もこの先希望がもてます な。南有利は変わらないけどね・・。 ハンカチ王子からいったい何を学ぶのか?今回は・・とりとめなく・・書くことにした。だからこ れといった結論はなし。ただ、教会で野球をやってる諸君、彼は験(ゲン)担ぎで勝ったのでは なく、努力をして勝ったのだ。君らもいまやってる努力にすこーしプラスアルファをできるかな? 野球をしてない人々も、それぞれのところですこーし努力しよう。 |