「同労者」第86号(2006年12月)                          目次に戻る

聖書の植物

− 野草

  写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可に
  より掲載。詳細は同氏のホームページ
http://www2.seisen-u.ac.jp/~hirobe/2002thorn8.htm
 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。




アンザンジュ(エリコノバラ)
Anastatica hierochuntica
アブラナ科アンザンジュ属


 一般にエリコのバラと呼ばれている。死海周辺にもネゲブにも自生している。これは、回転撒
布をする植物の代表で、植物が枯れた後は、丸まり、風でころがり、雨が降ると開いて発芽す
る。



 
 エリコのバラの枯れて丸まったもの、これを煎じたものは子どもが生まれるときの痛みを和ら
げるとの言い伝えから、アンザンジュの名がある。




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