「同労者」第87号(2007年1月)
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神の子であるかどうかの見分け方
コリント人への手紙第2、13章5節に「あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身
をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられること を、自分で認めないのですか。――あなたがたがそれに不適格であれば別です。――」とあり ます。
さあ、あなた自身を試してみなさい。あなたの信仰を試みてみなさい。それを試練の中に置き
なさい。あなたはあなたの敵を赦せますか。これはあなたが神の子かどうかを知る良い方法で す。あなたはキリストがなさったように、あなたを侮辱する人、中傷する人を赦せますか。あな たは、良いことをしたのにそれを咎められて、不平を言わずにいられますか。あなたは誤解さ れ、事実でないことを言いふらされて、なおキリストのような心を持ち続けられますか。
もう一つの良いテストは、ガラテヤ人への手紙5章を読み御霊の実に注目して、それらを持っ
ているかどうかを確かめることです。「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません」。もし私が御霊の実を持っている なら、御霊を持っているに違いないのです。オレンジの木無しにその実が成るはずがないよう に、御霊無しに御霊の実を持つことは出来ないからです。キリストは言われました「あなたがた は、実によって彼らを見分けることができます」、また「木のよしあしはその実によって知られる からです」と。まず木を良くしなさい、そうすれば実も良くなります。御霊の実を実らせる唯一の 方法は、御霊をいただくことです。それが私達が神の子かどうかを試す方法なのです。
さらにもう一つ注目すべき聖句があります。ローマ人への手紙8章9節で、パウロは「キリスト
の御霊を持たない人は、キリストのものではありません」と言っています。ある方々は教会の一 員となるためにはこういうことが必要だ、と外面上の要件を考えます。たとえそれらの全てを首 尾よく切り抜けたとしても、神の子であるかどうかという問題を解決するのはこのパウロの言葉 であるべきです。パウロの生涯を読んでみなさい。そしてあなたの人生と比べてみなさい。もし あなたの人生が彼のものに似ていたなら、それはあなたが新しく生まれており、キリスト・イエス にあって新しく造られたものである証拠です。
(訳者:仙台聖泉キリスト教会 会員)
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