「同労者」第90号(2007年4月)                           目次に戻る

JSF&OB

 自分を知ったアルバイト
 石井 和幸

「わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩篇
103:2)
「そこでイエスは言われた。「十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。神をあ
がめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。」それからその人
に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」(ルカ17:17
〜19)


 春休みの間、教会の学生達もアルバイトに精をだしていた。時間を無駄にもて余すより、ア
ルバイトをすることは良いことと個人的には思う。私も学生時代アルバイトをしたが、長期にわ
たって勤めたのがコンビニであった。
 私はそんなに器用ではない。仕事を覚えるのも早いとは言えない。けれども学生時代のアル
バイトは、どれもいい思い出になっている。自分と同じ年代の仲間と交流をする良い機会でも
あった。私が教会で覚えた独特なユーモアは、(牧師一家仕込みの…笑)アルバイト先の仲間
にとても新鮮に映ったようである。「石井君が来てからギスギスした雰囲気がなくなった」そうい
ってくれた仲間もいた。私の力ではないが、店も全国業界トップクラスの売上を上げていた。
 ただ、一度だけ試みられる時があった。それは店あげてのボーリング大会が日曜の午前中
に企画された時だった。「人気者の石井君がこないと始まらないんだょ。一回くらい教会休ませ
てもらってもいいだろう?」…オーナー始めみんなからの言葉に私は本当に迷った。
「普段毎週欠かさず礼拝に出てるのだから一回くらい・・・」自分でもそう思った。しかし自分が
祈りの中で出した結論は「人気者」・・・それはイエス様の十字架によって救われて、教会のな
かで生かされたからこそ与えられた賜物。だから、教会を休むことは本末転倒である…この時
示された事は、後に似たようなことが起きても動じなくなった要因となり、また未信者の女性か
ら求愛されても交際を断る基本的な理由となった。
 ボーリング大会、私は欠席したが、日を改めて仲間と遊んだり、数年後には同窓会を開いた
りもした。学生生活最後の年に、バイト先の仲間が私の出演する伝道コンサートに来てくれた
ことは、本当に感謝だった。

 アルバイトを通して、自分の得手な部分も不得手な部分もありのまま知ることが出来る。願わ
くば若い方々がこの事を通して神様の恵みの中にある自分を知り、神様を第一とする人生を
選択していくように、祈り続けたいと思う。
(仙台聖泉キリスト教会 会員)



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