「同労者」第91号(2007年5月)                          目次に戻る

わかもん

神を待ち望む
山田 行

「あなたのしもべを豊かにあしらい、私を生かし、私があなたのことばを守るようにしてくださ
い。私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるよう
にしてください。」(詩篇119:17〜18)


 4月に入り草花が咲き乱れ本当に美しい季節になりました。うぐいすや小鳥のさえずりも心を
なごませ、小さな幸せを感じます。寒い冬の間には、早く暖かくなってほしいと日々の通勤のた
びに身体をしぼませて思いました。ですので春は本当に待ちに待った季節のように思います。
 上記の御言葉は、4月になって与えられたものです。私の心が不安や恐れ、また人の批判、
主観でしか物事を捉えられなくなるとき、この御言葉は何度もその思いから助けてくださいまし
た。そして神を待ち望む姿勢に戻してくださるのです。いつも、いつも思うことなのですが、私た
ちには目には見えませんが、聖霊なる神がいつもそばにいていろいろな語りかけをして下さい
ます。教会でメッセージを聞くときも、祈る時も、聖書を読む時も必ず不思議な助けをしてくださ
り自分のかたくなな心をやわらかくしてくださるのです。日々の生活はきびしい戦いと大きな責
任で時には心が押しつぶされそうになります。逃げられるものなら逃げたいと思うときがありま
すがそのような時も神はこのような豊かな助けと慰めをいつも置いてくださいました。目に見え
ることは少しも好転しなくても、厳しい戦いは益々激しくなろうとも、私たちは自分ではどうしよう
もできない限界を知っていますので、神を心から待ち望みましょう。神を信頼して一歩を踏み出
せる力が与えられるまで待ち望みたいと思います。
 だから本気で神を悲しませるようなことはしないように、いつもそばにいていただけるような心
と魂を維持できるように、祈り深くありたいと思いました。
(仙台聖泉キリスト教会 会員)



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