「同労者」第94号(2007年8月)
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写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可によ
り掲載。
詳細は同氏のホームページ
又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
(ホームページにも写真は掲載されておりません。本をごらんください。)
運んで来た。王はその白檀で主の神殿と王宮の欄干や、詠唱者のための竪琴や琴を作った。 このように白檀がもたらされたことはなく、今日までたれもそのようなことを見た者はなかった。 (列王記上10:11〜12) またレバノンからレバノン杉、糸杉、白檀の木材を送ってください。わたしは、あなたの家臣た ちがレバノンの山林の伐採のことをよくわきまえていることを知っています。(歴代誌下2:7) ヘブライ語で列王記の白檀はアルムグの複数形アルムギムになっている。この他列王記上 1 0:12にも2ヶ所で使用され、計3回アルムグが登場してくる。一方歴代誌のはアルグムの複 数形アルグミムになっている。歴代誌にはこの他歴代誌下9:10と9:11にアルグミムが登場 し、計3回使用されている。両者とも複数形で使われているが、同一か否かは不明である。た だ両者は対応箇所であるのでM. Zoharyは一語入れ替わってしまった可能性も指摘している。 そこでアルムグもアルグムもともに白檀としている。
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