同労者

キリスト教—信徒の志す—

寄稿

教会を元気にする若者力

高内 健 (保守バプテスト同盟 蔵王キリスト教会 専任奉仕者)

「教会を元気にする若者力」という点から、2つのことを紹介したいと思います。
最初は、「私の信仰を変えた若者力」です。今から6年ほど前に再び山形大学にもどり、大学院で2年間、教育心理学を学ぶ機会が与えられました。また、山形大学に戻れるという嬉しさがこみあげてきました。なぜなら、学生時代、同大学にある「水曜会」で信仰の友と祈り、御言葉を分かち合い、福音宣教のために励まし合ったことは、私の信仰生活の原点でもあるからです。今度は、神様はどんな御業をなさるのか、期待をしながら大学院に入り、早速、水曜会に行きました。そして、3人の学生と共に祈り(DPM)のときを持ちました。神様は、不思議な形で、私と同じ研究室の女子学生を救いへと導いてくださいました。その方は大病を患い、天に召されましたが、その方のうちにイエス・キリストが生きて働かれておられることがはっきりとわかりました。この出来事を通して、私自身が明確に信仰を確信し、主への献身の思いを深めるときとなりました。現在、私は1年半ほど前に仕事を退職し、C-BTE SBS 仙台バプテスト神学校で学び、牧師になる準備をしています。
 次に、「教会を元気にする若者力」について紹介します。私の所属する教会では、教会主体の神学教育(C-BTE)を柱とした教会教育に取り組んでいます。私の主な奉仕は、若者(大学生・社会人)とともに、「基本原則」の学びをすることです。私がいつも楽しみにしているのは、火曜日の午後や土曜日の午前に行う大学生(社会人)との基本原則の学びの時間です。「教会とは家族の家族である」ということや、「教会の使命に参加する」とはどのようなことかなど、御言葉の原則をつかみ、その意味や自分への適用などを対話しながら深めていきます。この学びはもう1年ちかくなりますが、この間、学生のみなさんが成熟へと向かっていることを肌で感じます。これらの学生が、先日、教会のプレ伝道として行っているフリースクールの夏の勉強会で、学習や食事作りのボランティアスタッフとして、奉仕してくれました。かつて教員であった私の目から見ても、子供達への接し方は実に上手です。おかげで、初めて教会に来た子供達もたいへん喜んで勉強をしたり遊んだりしました。若者の力は、教会を元気づけ、活性化することを実感しました。
 若者の信仰の成熟のために関わることは、結果的に関わっている当人(私)と教会を元気づけることになります。このことをあらためて感じさせられた1年でもありました。これからも、若者の成長を楽しみにしつつ、関わらせていただきたいと思っています。

-KGK東北地区卒業生会 OBレターに掲載されたものを執筆者の承諾を得て転載 -

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