わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

         − 神の家族のなかで −


              


                    石井 ミワ


「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、 罪過の中に死んでいたこの私たち をキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。――」(エペソ 2:4-5)



 この年も半年が過ぎ、振り返ってみると本当に多くの恵みがあったことを感謝しております。子どもたちもそれぞれ学 年が上がり、体も心も少しずつ成長が与えられています。家族はもちろんのこと、先生方や兄弟姉妹が、本当に豊か に関わってくださっており、子どもたちは教会に行くことを毎回楽しみにしています。
 長女の真実は三年生になり、今年の目標に「大きな声で讃美する」ということを掲げました。神様が喜んでくださるか ら、というのがその理由でした。教会のなかで、そのことを喜んでくださっている先生方や兄弟姉妹があり、娘はそこか ら「神が喜んでくださっている」ことを感じているようです。娘のその目標は風邪を引いて喉が痛かったときも変わらず、 時折咳き込みながらではありましたが、精一杯の讃美をささげていました。
 長男の謙悟は集会が終わると、そのたびに山本光明牧師のところへ行き、いろいろなことをお話しています。時折ハ チャメチャな子どもの話に、豊かにつきあってくださる老先生に、本当に感謝を覚えます。
 私自身も、この年は体力的にもなかなか思うようにならない自分自身に閉口したりすることも多くありましたが、教会 のなかで生かさせていただき、兄弟姉妹に豊かに関わっていただきました。
 先日は山形県村山市の「シャロームベテスダ」という認知症カフェで With Tears がコンサートを行いました。以前、ベ テスダの事務局長の方がたまたま私に電話をくださった際に「仙台でハンドベルコンサートをするので聞きにいらっしゃ いませんか?」と案内をさせていただいたことがきっかけで実現したことです。オープニングイベントに、クリスチャンの 演奏家の方に讃美していただきたいと思い、探しておられたのだそうです。当日は16名のメンバーが揃って参加してく ださり、またサポートにと参加してくださった方も多くあって、子どもたちも含め、総勢28名で伺い讃美を捧げてきまし た。聞きにいらしてくださった方々がとても喜んでくださっていたと聞いております。
 また、教会にて若い方々のコンサートのお手伝いをさせていただき、私も微力ながら参画できたことも本当にうれしく 思っております。小さき者が神を仰ぎ、教会に仕えるとき、子どもたちとともに神の家族のなかで生きるときに、神は豊 かにもちいてくださり、真実を示し続けてくださることを覚えます。なお、その真実に生きる者でありたく願っております。
(仙台聖泉キリスト教会会員)






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