「同労者」第67号(2005年5月)  読者の広場(2)に進む 目次に戻る 教会通信に戻る

読者の広場

<短歌・俳句>

岐阜県・恵那峡畔  秋山光雄


【俳句】(伊勢志摩の宿にて)
妻の頬触るるばかりの梅写す

 「あら。いい香り。」なんて言いながら、梅の花に顔を寄せる奥様を、ポートレート写真よろしく
ぱちり。季節もこころ弾む春。ご夫婦の微笑ましいひとときですね。睦まじさ、楽しさが伝わって
きます。



【短歌】(東海新年聖会にて)
久々に招かれ立ちし講壇の
我に注がる愛の眼差し

 説教に立つのは、頻繁に説教をする方でも緊張するものでしょう。まして「久々に招かれ立ち
し講壇」ですから、まず説教者の緊張が感じられます。講壇に立ってみると、何を話すのだろう
と興味を持っている、話に無関心で全然聴いていない、話に食傷気味でもうたくさんと思ってい
るとかといった聴衆の持っている雰囲気は、話す者にはよく分かりますが、作者を聴衆があた
たかく迎えてくれたのですね。きっと勇気百倍、心解放されてすばらしい説教をすることができ
たことでしょう。                                           (M)



(読者の皆さんの投稿をお持ちしています。・・編集委員)
  

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