「同労者」第99号(2008年1月)                          目次に戻る

聖書の植物

− 畑の植物から

 写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可によ
り掲載。
詳細は同氏のホームページ
         http://www2.seisen-u.ac.jp/~hirobe/2005feild2.htm#f4
 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。


きび
Panicum miliaceum、モロコシSorghum bicolor
イネ科キビ属 イネ科、モロコシ属  dohan millet, sorghum

(モロコシというと、アメリカ原産のトウモロコシを連想することでしょうが、日本で、「たかきび」、
「とうきび」、「もろこしきび」ともよばれているものの類似種と思われます。)


あなたは小麦、大麦、そら豆、ひら豆、きび、裸麦を取って、一つの器に入れ、パンを作りなさ
い。あなたが脇を下にして横たわっている日数、つまり三百九十日間、それを食べなさい。(エ
ゼキエル4:9)
dohanというヘブライ語はここにのみ述べられている。アラブの国で同じような言語のことばが
きびともろこしに対して使われている。しかしduhanが実際にきびともろこしを表すという確証は
ない。両方とも夏の作物であるが、きびは潅水を必要としている。モロコシは夏の潅水の必要
がないが、今では殆どが飼料用に栽培されている。





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