「同労者」第100号(2008年2月)                        目次に戻る  

読者の広場(2)  
<短歌・俳句>
− 仙台の思いで 1 −

鈴木 健一

  19歳で信仰を持った後、学生時代は仙台で6年間過ごしました。06年11月、妻と一緒に
40年ぶりに訪れ、街を歩きました。下宿は、道路拡張のため残っていませんでした。仙台の
「豊かな自然」と「下宿生活」と「教会の友だちとの交わり」とは、私の現在の信仰のあり方と分
かちがたく結びついています。

広瀬川大きく曲がるこのあたり
        岸の二階家に四年(よとせ)宿れり



川原の草くれないに燃ゆる秋
      うつうつとせし二階の六畳間



高校生の頃の面差し残したる
        友が店主の座に座りをる(石井矗兄)




                            (インマヌエル大宮キリスト教会 会員)


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