「同労者」第59号(2004年9月)     信仰良書に進む  目次に戻る  教会通信に戻る

わかふうふわかもん

 「あなたの若い日に」
                 仙台教会 山田 行
 
 あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。
悪しき日がきたり、年が寄って、
「わたしにはなんの楽しみもない」と言うようにならない前に。
事の帰する所は、すべて言われた。
すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。
これはすべての人の本文である。
―― 伝道者の書12章1、13節 ――
故 文屋知之助先生 愛唱聖句
 


 今月19日 山形の白鷹キリスト教会の文屋先生のお父様が96歳で天にお帰りになりまし
た。
私の弟の義理の祖父という関係も与えられて告別式に参列することができました。何回か仙
台にもいらしたり、家族旅行で一緒に行く機会がありましたので、あの穏やかで品のある物静
かなおじいさんにお会いできないのは何とも寂しい気がします。
告別式に出させていただき明治、大正、昭和、そして平成と激動の時代を神様を信じ家族を愛
し続けたお姿を聞き本当に何ともいえない感動が与えられました。
告別式もとても家庭的に温かく涙はもちろんですが、その幸いな生涯と、とても温かいご家族
のエピソードに笑いが起こるような本当に神と家族や多くの方々に愛された方の式は、幸いな
ものでした。
この間の祈祷会で「長老を大切にする教会、家族にしていきましょう」というお勧めがありました
が、本当に多くのご苦労と激しい戦いを家族のため教会を守るために生き抜いた方々の語る
言葉や、その生きた証を大切にしながら、私も多くの長老、先輩方のように歩んで生きたいと
願いました。
 

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