| 
          
           
          (1)キリスト再臨の内容、条件、時期(つづき)
           
          
          <キリスト再臨の条件(つづき)>
           
          
           − 黙示録から −
           
          
           黙示録は難解で、理解できないことが多いのですが、その中に書かれていることの一部は、
           
          過去に既に起きたこと、現在進行中のこと、これから起きることをとり混ぜてキリスト再臨の条 件とあげることができます。 
           預言は必ずしも時系列的に書かれてはいませんから、いつ成就するか判断に迷います。す
           
          べてがキリスト再臨の前に起きるとは断定できません。中には、千年王国の後、サタンが解放 されて起きることも含まれているかもしれませんが、いくつかを取り上げてみます。 
          ・黙示6:4
           
          
          「地上から平和を奪い取ることが許された。人々が、互いに殺し合うようになる・・」
           
          
          ・黙示6:8
           
          
          「地上の四分の一を剣とききんと死病と地上の獣によって殺す・・」
           
          
          ・黙示6:12〜13
           
          
          「大きな地震が起こった。そして、太陽は毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようにな
           
          った。そして天の星が地上に落ちた。」 
          ・黙示8:7
           
          
          「血の混じった雹と火とが現われ、地上に投げられた。そして地上の三分の一が焼け、木の三
           
          分の一も焼け、青草が全部焼けてしまった。」 
          ・黙示8:8〜9
           
          
          「火の燃えている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして海の三分の一が血とな
           
          った。すると、海の中にいた、いのちのあるものの三分の一が死に、舟の三分の一も打ちこわ された。」 
          ・黙示8:10〜11
           
          
          「たいまつのように燃えている大きな星が天から落ちて来て、川々の三分の一とその水源に落
           
          ちた。この星の名は苦よもぎと呼ばれ、川の水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦 くなったので、その水のために多くの人が死んだ。」 
          ・黙示8:12
           
          
          「太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれたので、三分の一は暗くな
           
          り、昼の三分の一は光を失い、また夜も同様であった。」 
          ・黙示9:1〜2
           
          
          「私は一つの星が天から地上に落ちるのを見た。その星には底知れぬ穴を開くかぎが与えら
           
          れた。その星が、底知れぬ穴を開くと、穴から大きな炉の煙のような煙が立ち上り、太陽も空 も、この穴の煙によって暗くなった。」 
          ・黙示9:18
           
          
          「これらの三つの災害、すなわち、彼らの口から出ている火と煙と硫黄とのために、人類の三
           
          分の一は殺された。」 
          ・黙示13章
           
          
          (獣の奇跡と支配)
           
          
          「小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべ
           
          ての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。 
          また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれ
           
          も、買うことも、売ることもできないようにした。 
          ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさしているか
           
          らである。その数字は六百六十六である。」 
          ・黙示16:2
           
          
          「獣の刻印を受けている人々と、獣の像を拝む人々に、ひどい悪性のはれものができた。」
           
          
          ・黙示16:3
           
          
          「海は死者の血のような血になった。海の中のいのちのあるものは、みな死んだ。」
           
          
          ・黙示16:4
           
          
          「第三の御使いが鉢を川と水の源とにぶちまけた。すると、それらは血になった。」
           
          
          ・黙示16:8
           
          
          「太陽は火で人々を焼くことを許された。」
           
          
          ・黙示16:10
           
          
          「第五の御使いが鉢を獣の座にぶちまけた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦しみのあまり
           
          舌をかんだ。」 
          ・黙示16:12
           
          
          「第六の御使いが鉢を大ユーフラテス川にぶちまけた。すると、水は、日の出るほうから来る王
           
          たちに道を備えるために、かれてしまった。」 
          黙示16:18
           
          
          「いなずまと声と雷鳴があり、大きな地震があった。この地震は人間が地上に住んで以来、か
           
          つてなかったほどのもので、それほどに大きな、強い地震であった。」 
          ・黙示16:21
           
          
          「た、一タラントほどの大きな雹が、人々の上に天から降って来た。人々は、この雹の災害のた
           
          め、神にけがしごとを言った。その災害が非常に激しかったからである。」 
          (以下次号)
           
           |