「同労者」第63号(2005年1月)             論説に進む   目次に戻る

巻頭言
− 貧しいやもめの信仰 − 
仙台聖泉キリスト教会  玉城 加代子


「それから、イエスは献金箱に向かってすわり、人々が献金箱へ金を投げ入れる様子を見てお
られた。多くの金持ちが大金を投げ入れていた。そこへひとりの貧しいやもめが来て、レプタ銅
貨を二つ投げ入れた。それは一コドラントに当たる。すると、イエスは弟子たちを呼び寄せて、
こう言われた。「まことに、あなたがたに告げます。この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れて
いたどの人よりもたくさん投げ入れました。みなは、あり余る中から投げ入れたのに、この女
は、乏しい中から、あるだけを全部、生活費の全部を投げ入れたからです。」(マルコ12:41〜44)


 今年(2004年)の九月から、主人の勤めている会社が個人になり、収入が少なくなりまし
た。私どもの家庭にとっては、大きな試練です。この事のために、祈り続けていかなければなり
ません。
仕事が与えられますように、主人の手の業が、祝されますように、祈り続けています。
 少しずつではありますが、仕事が与えられていることは感謝です。私も主人の助け手として、
名刺を配ったりしています。
今すぐ注文がなくなっても、積極的に行動したときに、結果が現れることを信じつつ。
 貧しいやもめは、全力を尽くして神の前に、生活費の全部を献げましたが、私も貧しいやもめ
のように、まず神様に献げる信仰を持ちながら、神を畏れ、主の価値観に生きる者でありたい
と願っています。

 
幸いなことよ。
悪者のはかりごとに歩まず、
罪人の道に立たず、
あざける者の座に着かなかった、
その人。

まことに、
その人は主のおしえを喜びとし、
昼も夜もそのおしえを口ずさむ。

その人は、
水路のそばに植わった木のようだ。
時が来ると実がなり、
その葉は枯れない。
その人は、
何をしても栄える。

詩編 1:1〜3



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