「同労者」第64号(2005年2月)      一度は原書を読みたい本へ進む
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ショートコラム ねだ
− 偽 札 −

 異教の習慣ながら、日本人は正月になると初詣に行きたいらしい。仙台では"初詣・・はつも
うで"と言わず"元朝参り・・がんちょうまいり"というが。
 今年のそのあたりをにぎわした話題は、偽札事件である。賽銭(さいせん)に偽札、境内(け
いだい)のみやげもの店に偽札、出店に偽札・・てなわけである。
 "偽札を賽銭にしたら偽の祝福をもらった"なーんて、皆さんにもすぐ連想できることだろう。
かってテレビの漫画に、藤子藤二夫作"笑うセールスマン"というのがあって、その中に似たよ
うな話が出ていたが、さしずめ"偽札の大金を賽銭にした。効果てきめん、かねてより待ち望ん
でいた嫁さんがもらえた。だがしかし、その嫁さんは首が太く、のどぼとけの出張った美女だっ
た。"といったストーリーになる。
 偽札賽銭の"ゴリヤク"は、"商売の品物が売れて売れて、困るほど売れて、・・そして貰った
代金の手形がぜーんぶ不渡りだった。""有名会社に就職できたが、その会社が倒産した。""
病気がちだったトーチャンが、アメニモマケヌ丈夫な体をもち働き者のトーチャンになったが、
勢いがありすぎて女ができた。"てな具合、落ちのついた話はいっぱいできますな。
 まあしかし、ほんとの話をすると、日本の神社仏閣なんぞに祀られている神々なんぞ、偽の
賽銭を賽銭箱に放り込まれても、なーんにもできはしない。あれは人間がつくったものに過ぎな
い。ギデオンがバアルの像を切り倒したとき、苦情を言った連中に、親父さんが「バアルは神な
んだから、自分でギデオンにやり返せばいいのさ」といった話がピッタリだ。

 だがしかし、生ける真の神には、決して偽物の献げものをすまいぞ!!



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クイズ
 中形の鳥。全長40〜50センチメートルで、雌の方が大きい。背面は暗灰色、下面は白また
は黄褐色で、灰黒色の横斑がある。虹彩は褐色で、あしは黄色。主として平原にすみ、飛行は
きわめて早く、空中で鳥を捕食し、獲物をみつけると高空から急降下し、鋭い足でけって殺す。
ほとんど全世界に分布し、日本には9、10月ころ全土に渡来するが、少数は北海道・本州・伊
豆七島の海岸で繁殖する。日本・ヨーロッパで鷹狩りに用いる。
・・ブックシェルフ・ベーシックから。
この聖書に登場する鳥の名はなんでしょう?(答えは編集後記のページにあります。)
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