「同労者」第66号(2005年4月)             論説に進む   目次に戻る

巻頭言
− 私 の 祈 り − 
盛岡聖泉キリスト教会  吉田 浅


 「お話ください。しもべは聞いております。」(サムエル記T3:10)

 職場にいるときや日常の生活の中で主に向かって祈る言葉で多いのは「主よお話ください。
しもべは聞いております。この事はどうしたらいいでしょうか?教えてください。」という言葉で
す。
私にはわからないことが多いので、日々主に教え導いていただかないとどうすることもできませ
ん。実際に自分で問題を解決できなくて、スタッフに助けてもらうことも多くあります。
毎日試される出来事が次々に起こります。主はその都度、不思議なように解決の道を備えて
いてくださいます。教会で証させていただいていますが、私にとっては毎日が奇跡の連続です。
毎日、主の業を見させていただいております。生きておられる主を、そこに感じることができま
す。主が祈りに答え、共に歩んでいてくださることに幸いを感じます。もうひとつの祈りは、「主
よ、この出来事を感謝します。」という言葉です。否定的な出来事も多くありますが、主に感謝
をささげ、これから起こる主の業に期待しています。
主に祈った時、聖書の言葉が示されます。「あなたは神のことを思わないで、人のことを思って
いる。」「私はあなたを約束の地に立たせる。」「家を建てる者たちの捨てた石、それが礎の石
になった。」等、御言葉を通し、主が語りかけて下さいます。
主と出会い、一方的な愛のゆえに救われ、贖われ、そして主と交わり、歩ませていただいてい
ることをとても幸せに思っています。
主が人格者であられ、祈りに答えて下さっていることをうれしく思います。ここまで歩んでこられ
たのも、教会による導き、又、兄弟姉妹の祈りによる支えがあることも感謝しています。いつも
背後にある祈りを感じております。主に一切の栄光をお返し致します。





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