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          「同労者」第61号(2004年11月)
               一度は原書を読みたい本へ進む
           
          
          ショートコラム ねだ 
          世の中いろいろ便利になったが、電子レンジなるものは、その中でも“なかなかな”ものであ
           
          る。 
          冷凍食品がはやるのも無理は無い。
           
          
          冷えたご飯を冷蔵庫から出し、チンとやると暖かいご飯にありつける。ほっかほっか○まで走
           
          る必用はないのである。 
          殊に食卓につく人数が少ないときとか忙しい時には、ますますその力を発揮する。みそ汁もお
           
          椀にきざんだねぎ、カットわかめ、だしの素か削り節に味噌少々、あとは冷たい水をいれレン ジでチンで一丁上がり。タンパク質が足らない?ならばたま麩(ふ)でも追加しておけばよろし い。 
          湯豆腐なんぞおちゃのこさいさい。
           
          
          紅茶コーヒーの類も、インスタントコーヒーかティーバックで入れるくらいなら、コップに水を入れ
           
          てチン、お湯が一杯できるので、コーヒーなんぞお安いご用だ。 
           だが中には手強いのもありますそ。
           
          
           電子レンジがへそを曲げて、困ったことをしてくれる。そう、牛乳をホットで飲みたいてなとき
           
          は、電子レンジを上手にあやさないといけないのである。 
           子供の頃、「牛乳をワカして・・」と親からいいつけられて、牛乳を鍋に入れて火にかける。そ
           
          うやって何度こぼしたことか。牛乳は突沸(とっふつ)するのである。 
          当時使っていたのは生の牛乳であった。生の牛乳には人間に感染する細菌(黴菌・・ばい菌)
           
          がいるのでそのまま飲んではいけないのである。だから販売されている牛乳は滅菌処理が義 務づけられている。 
          ついでだが、おなじように生食をしないものに豚肉がある。これは風土病として恐れられている
           
          ジストマという寄生虫に感染する恐れがあるためだそうだ。 
          さてこれ皆、家庭の中で見聞きしたこと、やはり箴言に従うことにしよう。
           
          
          「わが子よ。あなたの父の命令を守れ。あなたの母の教えを捨てるな。」(シンゲン6:20)
           
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