「同労者」第62号(2004年12月) 三浦綾子読書会に進む  目次に戻る  教会通信に戻る

わかふうふわかもん

 「祖父の記念に思うこと」
仙台聖泉キリスト教会  山田 行
 
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それ
は一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」(ヨハネ12:24)


今月は、祖父の山本岩次郎の昇天20年を記念して家族みんなで墓参に行きました。
母と二人でお墓の石をぴかぴかに磨き、きれいなお花を飾りました。
「おじいちゃんありがとう」と何度も二人で言いながらお掃除をしました。
兄や私の子供達、(今回は森田さんご家族もいらして)森田さんの子供達は元気ではしゃいで
いました。
20年前は兄も私も学生でしたが月日は流れてそれぞれ家庭が与えられて皆で感謝できること
は本当に胸が一杯になる思いでした。
父の祈りの中に一人の者が神に出会って、そして、その生涯をささげ神が祝福してくださり、一
粒の麦としてくださった。
そしてその麦が地に落ち実を実らせてくださりこのところまで福音が受け継がれたことに感謝
をささげていました。
本当に祖父がとても大変な時代の中で救われて、牧師として多くの苦悩と激しい戦いの中でそ
の信仰を守りとうしたことと家族を愛し教会を愛して立ち続けた故に
神様の哀れみで私たちもこの幸いな信仰に導かれたと思います。
 この幸いな命を途絶えさせずにこの子供達にも受け継いでもらいたいと切に願う時でした。


 

三浦綾子読書会に進む   信仰良書に戻る   目次に戻る   トップに戻る