「同労者」第66号(2005年4月)      Q&Aに進む  目次に戻る  読者の広場に戻る

わかふうふわかもん

 「 感 謝 」
仙台聖泉キリスト教会  山田 行
 
 「私たちは、あなたに感謝します。神よ。私たちは感謝します。御名は、近くにあり、人々は、
あなたの奇しいわざを語り告げます。」(詩篇75:1

  今月は、長男がインフルエンザにかかり、次に夫、そして私と移ってしまいました。
感謝な事は娘と義母に移らなかったことです。(あの二人は、やっぱり元気です!笑)
長男と夫は、すぐに病院へ行って特効薬を飲んだので軽く済みましたが、私は少しタイミング
が遅れてしまい、本当にひどく病みました。起きても、横になっても頭痛と体中の痛みと吐き気
で、辛いのですが、唯一眠るときに、そのことがらから開放されるのです。ですのでひたすら眠
って時を過ぎるのを、待つ感じでした。不思議なように薬のおかげもあって、一日16時間ぐら
い4日間眠り続けました。
その時は目を覚まして、もう痛みが和らいでいることを期待するのですが、まだ変わらない痛
みがあると「このまま治らないのかな?」とか、「眠っているうちに天国へ行くと楽だな」とかそん
なことばかり考え出す自分がいました。
しかし、そばにいる家族の温かい言葉や、助け、教会の方々が祈ってくださっている安心がと
ても身にしみました。
そして、礼拝に出られなかったのですが、礼拝から帰ってきた夫が「A君が救いの恵みを頂い
たよ」という言葉に本当に私も喜びを与えられて、元気が出てくる思いがしました。「病は気か
ら」という言葉は本当で、身体がどんどんと楽になり癒されてきました。
 今回のインフルエンザは、それこそ1週間位で治るものでしたが、病気になるということで、周
りにいる病気の人や弱い人たちの痛みや気持ちを少しですが知ることが出来ました。嬉しい助
け、言葉とか、そっとしてほしい気持ちや状況など、元気な時には判っているつもりでも、でも
やはり判らないことが多いということです。また、自分が本当に弱くなった時、私には神が必ず
癒してくださるという信仰を持つことの出来る特権が与えられていることと、多くの方々が祈って
くださるという幸いがあることをもう一度身を持って覚えることができ感謝しました。  そのよう
な中でしたが教会の皆で祈ってきた救われる魂を与えて頂いたことや2人の受験生が希望の
ところに入ることが出来たことなど、当事者も大変だったでしょうが、周りで支え続けた家族、
教会の先生方の働きと祈りを神がお受け入れ下さったことに大いなる感謝で一杯です。
この月も多くの出来事を通して神にお会いすることができ、教えていただいて幸いでした。くれ
ぐれも皆さんインフルエンザを馬鹿にしないようにご注意ください。(私のように・・・)
  

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