読者の広場 <短歌>
— 残された日々(2) —
鈴木 健一
前回の「おのが日を数ふること」(詩篇91:12)の続きです。このような人生の根本的な問題は、思想的に向かうよりは、日々の歩みの中で捉えるほうが今の私向きかと思いました。そして、水曜日の午前10時半から12時までの祈祷会の一回一回が、神さまの下さったどんなに貴重な恵みの機会なのかと気づかされています。(実際の出席者は十数人で、大半が家庭の主婦の方々です。)
老いの日々短歌(うた)にしゆかむこの朝(あした)
余力を覚ゆ露ふふむ草
残されし日を数へて祈りたり すべきことを教も為しゆかむ
数へみし己(し)が日短し教会の 朝の数人(すにん)の祈り会尊し
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(インマヌエル大宮キリスト教会 会員)