第270号
2022年 4月
・・・ 表紙の写真はアネモネAnemone coronaria ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「われはシャロンの野花 谷の百合花(ゆり)なり」(文語訳 雅歌2:1)
シャロンの野にはこのアネモネが非常に多く咲くため聖書の翻訳には使われていませんが、 シャロンの野花をアネモネと考えている人々がいます。
前に掲げました「我が友にます贖い主」(インマヌエル讃美歌 47)の原文(訳)を見てみましょう。
<谷の百合の歌>
1.私はイエスの内にひとりの友を見つけました(過去のある時点で見つけ、今も友です)。
彼は私のすべてです。
彼は私の魂にとって一万人(すべての人)の中の最も麗しい方です。
彼は谷の百合、彼の内にのみ私は見いだします。
私が潔くなるために必要なすべてのものと私を全く完全にするものを。
悲しみの中にあるとき彼は私のなぐさめ、困難のなかにあるとき彼は私の支えです。
彼は私にこう言います。全ての心配事を彼の上に転ばし(移し)なさい。ハレルヤ!
彼は谷の百合、輝く明けの明星です。
彼は私の魂にとって一万人の中の最も麗しい方です。
2.彼は私のすべての悲哀を取り去り、私の全ての悲しみを負って下さいました。
試みの中で彼は私の強い巨大な城です。
私は彼にすべてを放棄しました(過去のある時点で自分を捨て今もそうしています)。
そして私の偶像は全て打ち砕かれました。
その偶像を私の心から。そして彼は彼の力によって私を保っておられます。
たとえこの世の全てが私を捨て、サタンが私をそのように試みても。
イエスによって、必ず私は安全に目的地(天国)に到着します。
彼は谷の百合、輝く開けの明星です。
彼は私の魂にとって一万人の中の最も麗しい方です。
3.彼は決して、決して、私から去り、ここから私を捨てません。
私が彼を信じ、彼の幸いなご意志を行っている限り。
私にとって火の壁です。今や私には恐れるべき何ものもありません。
彼は必ず彼のマナもって私の飢えた魂を満たしてくださいます。
そして、彼の祝福の御顔を見るために、栄光のうちに引き上げ、
そこには喜びの川が常に流れているでしょう。ハレルヤ!
彼は谷の百合、輝く開けの明星です。
彼は私の魂にとって一万人の中の最も麗しい方です。