聖書の植物
— 砂漠の植物から —
写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可により掲載。
詳細は同氏のホームページ 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
詳細は同氏のホームページ 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
マタナ
Passerina hirsuta
笏と杖とをもって 司たちが井戸を掘り 民の高貴な人がそれを深く掘った。彼らは荒れ野からマタナ、マタナからナハリエル、ナハリエルからバモト、(民数記21:18〜19)
このマタナという地名がアラブの植物Passerina hirsutaにたいするミトゥナンと同じかもしれないという。ワジや砂漠に自生する高さ1m程の雌雄異株の常緑植物で、砂漠に相応しい小さな鱗のような葉がある。基の方は緑いろだが、先は白く毛のようになっている。ベドゥインはこれから竿をつくる。しかし、植物名かどうかは、はっきりしない