読者の広場　＜お便り＞

—　iPhone で聖書を読めるようにしましょう　—

山田 義

　これは携帯電話ですが家で使っているパソコンの子機という感じで持ち歩いています。音楽や写真はもちろん、パソコンメールもそのアドレスのままで受信発信ができます。外を歩くときもグーグルマップを開けば目の前の農道まで確認ができ、駅から行きたい教会までの道順も大きな画面が案内します。カタカナでコリントと入れるとあのギリシヤの地図にピンが立ちます。
　これには旧新約聖書が何冊でも入ります。インターネット上の i Tunes Store で探すとiPhone 用のアプリケーションを提供しています。その中のカテゴリー：レファレンスに入って God's Word というのを見つけました。アイコンには JESUS という字が魚のマークに飾ってありすぐに分かります。350円です。iPhone に取込んでみると旧新約聖書のテキストが入っており、引照を探すには旧約か新約かを選んで章や節を指定できます。聖書は英語、スペイン語、フランス語のいずれかが選べます。好きな節の上で Devotional というボタンをタッチすれば、その時の思いを書いて保存ができるようにもなっています。もちろん日本語でも書き込んで保存ができます。Bookmarkも付いており、好きな聖句箇所をメモしておけます。
　今私は新改訳聖書の市販CDRomからテキストを iPhoneに移しています。無線 Lanを通してパソコンと iPhoneの間でテキストなどをやり取りできるアプリケーション Air Sharing を入手しました。600円の人気アプリケーションです。パソコン上で聖書テキストを章ごとにリッチテキストでファイルを作り iPhone に渡します。私の場合は日本語訳とエスペラント訳を並べてあるので読み比べができるように工夫しました。
　ただ礼拝中など聖句を調べようとして iPhone を開くと、「礼拝中になんですか、ケイタイメールなんかして！」とあたりの席の人にしかられるのではないかと心配はしています。あの分厚い旧新約聖書が胸のポケットに何冊も入るのですから愉快ではないですか。
2009-01-22