DOCTYPE html> 「同労者」284号—表紙

同労者

キリスト教—信徒の志す—

第284号

2023年 6月

表紙写真

・・・  表紙の写真はイスラエルの樹木 りんご  ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。

  • http://dorosya.net/047/syokubutu.html




  • 「私の愛する方が若者たちの間におられるのは、林の木の中のりんごの木のようです。
     私はその陰にすわりたいと切に望みました。その実は私の口に甘いのです。    
    ・・・ 
      干しぶどうの菓子で私を力づけ、りんごで私を元気づけてください。」        
      (雅歌 2:3,5)                                   

    讃美歌「我が友にます 贖い主」では、「シャロンの野花(君は谷のゆり)」を    
    「りんご」 と直して歌っているバージョンもあります。                 

      「 私は言った。                                 
     「なつめやしの木に登り、その枝をつかみたい。あなたの乳房はぶどうのふさの   
    ように、あなたの息はりんごのかおりのようであれ。・・」」 (雅歌 7:8)    
    ・・この言葉は、花婿が花嫁に対して言っていることばであることは明らかです。   
    雅歌は王あるいは花婿も花嫁も自分を「私」と呼ぶものとして訳されています。   

    「私はりんごの木の下であなたの目をさまさせた。そこはあなたの母があなたのた   
    めに産みの苦しみをした所。そこはあなたを産んだ者が産みの苦しみをした所。」  
     (雅歌 8:5)                                  

    「農夫たちよ。恥を見よ。ぶどう作りたちよ。泣きわめけ。小麦と大麦のために。    
    畑の刈り入れがなくなったからだ。 ぶどうの木は枯れ、いちじくの木はしおれ、     
    ざくろ、なつめやし、りんご、あらゆる野の木々は枯れた。人の子らから喜びが     
     消えうせた。」(ヨエル書 1:11-12)                        
      
     りんごもナツメヤシと同様に、「人の子らの喜ぶもの」に数えられています。