第278号
2022年 12月
・・・ 表紙の写真はイスラエルの樹木 ミルトスの実 ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「いばらの代わりにもみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。
これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。」(イザヤ書 55:13)
「夜、私が見ると、なんと、ひとりの人が赤い馬に乗っていた。その人は谷底にあるミル
トスの木の間に立っていた。彼のうしろに、赤や、栗毛や、白い馬がいた。 私が、「主
よ。これらは何ですか」と尋ねると、私と話していた御使いが、「これらが何か、あなた
に示そう」と私に言った。ミルトスの木の間に立っていた人が答えて言った。「これらは、
地を行き巡るために主が遣わされたものだ。」すると、これらは、ミルトスの木の間に
立っている主の使いに答えて言った。「私たちは地を行き巡りましたが、まさに、全地は
安らかで、穏やかでした。」主の使いは答えて言った。「万軍の主よ。いつまで、あなた
はエルサレムとユダの町々に、あわれみを施されないのですか。あなたがのろって、七十
年になります。」すると主は、私と話していた御使いに、良いことば、慰めのことばで答
えられた。 私と話していた御使いは私に言った。「叫んで言え。万軍の主はこう仰せら
れる。『わたしは、エルサレムとシオンを、ねたむほど激しく愛した。」
(ゼカリヤ書 1:8-14)
ミルトスはもみの木にならぶよいものとされていることが分かります。