同労者

キリスト教—信徒の志す—

第273号

2022年 7月

表紙写真

・・・  表紙の写真はイスラエルの野の花 スイセン  ・・・
   廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。


  • http://dorosya.net/028/syokubutu.html



  •     「われはシャロンの野花 谷の百合花(ゆり)なり」(文語訳 雅歌2:1)

     前回このことばはだれが言ったかという解釈に宣教師ハドソン・テーラーやバックストン
    の例をとりあげました。話が逸れますが、宣教師たちの話を聞くと心が燃やされます。
    インドのケアリー、ミャンマー(ビルマ)のアドニラム・ジャドソン、中国のハドソン・
    テーラー、日本のバックストンとウィルクス、アメリカインディアンのデイビッド・
    ブレイナードなど、伝記を読んでその苦闘の足跡に触れるとよいのです。日本で福音伝道
    教団を創立したバーネットなど女性の宣教使もいます。重ねて言いますがそれらの方々の
    伝記を読むことは、私たちの魂のうちに信仰の火を燃え立たせてくれます。

    「われはシャロンの野花」を王のことばとしている讃美歌をもうひとつとりあげましょう。
    この讃美が私たちの心からの祈りとなりますように。

        シャロンの花 イエス君よ   我がうちに 開きたまえ
        よき香り美(うるわ)しさを  我に分かち与えつつ
    (折り返し)
        シャロンの花 イエス君よ   わが心に咲きたまえ

        シャロンの花 イエス君よ   なが香り みたし給え
        我が言葉行為(おこない)みな 汝(なれ)の如くなるまで
    (折り返し)
        シャロンの花 イエス君よ   病むこの身 いやしたまえ
        罪を消す力の露        我に雨と注ぎつつ
    (折り返し)
        シャロンの花 イエス君よ   地の上をおおいたまえ
        地の人は皆ひれ伏し      汝(なれ)を「主よ」と呼ぶまでに
    (折り返し)
                       (インマヌエル讃美歌38)