同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 新しい住処が与えられ —

森田 恵真

「御使いは仰せられた。「あなたの手を、その子に下してはならない。その子に何もしてはならない。今、わたしは、あなたが神を恐れていることがよくわかった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしにささげた。」」(創世記 22:12)   

 私たちの小さな家庭の歩みも、今年もこのところまで守られたことを感謝しています。私たちの家庭では、先月教会のみなさんに手伝っていただき無事に一軒家へ引っ越しを済ませることができました。今後のために一軒家の購入については以前より考えておりましたけれども、私自身はなかなかそのことに前向きになれない部分もありました。数年前にアパートからマンションへ引っ越したばかりでしたし、私自身の気持ちの問題もありました。ただ、娘の小学校入学前には引っ越しをした方がいいだろうということもあり、また茂永進兄弟がちょうど今年に入って不動産事業を始められたということもあり、物件の資料などを渡してくださっていました。
 そんな中で、よい物件の話があり、ちょうど年度末の決算の時期で値下がりしているとのことでした。他に見学を希望されている方がおり、早急に外観を見に行ってどうするか決めなければいけない状況でした。主人は仕事を休めない中だったため迷いましたが、山本盡子先生にそのことをご相談させていただき、先生方が一緒に見に行ってくださいました。そこで周りの環境などを見て、先生方が後押ししてくださり、主人とも相談し購入する意志をお伝えしました。私一人で物件を見に行っていたら、そのように決断することはできなかったと思います。
 それが2月末でしたので、そこからさまざまな打ち合わせや手続きなどがありましたけれども、その際にも盡子先生が一緒に打ち合わせなどに参加してアドバイスをくださったり、子どもたちを見ていてくださったり、さまざまなところで助けていただきました。冒頭に書かせていただいた御言葉は、新居で山本嘉納先生にお祈りをしていただいた際に、開いていただいた箇所です。先日は先生方ご家族をお招きし感謝会を開かせていただき、神がこのところまで導いてくださったことをともに感謝する時を持たせていただきました。
 引越しは大変なところもありましたけれども、主人の職場が近くなり通勤時間が短くなり、家族で朝食を取ることができるようになりました。家族で過ごす時間が増えたことはとても感謝なことでした。
 娘は引っ越しを機に転園となりましたが、このことも盡子先生に相談させていただきながら、家から1番近くのこども園に入園することを決めました。新しい園では娘もすぐに新しいお友達ができ、動物のお世話をしたり、毎日お友達とたくさん外を走り回って遊んだり、楽しく過ごしているようです。大きく環境が変わったので、慣れない部分や大変なところもあったかと思いますが、娘にとってもよい環境と、成長の機会が与えられ感謝しています。
 また、以前住んでおりましたマンションも、茂永兄弟が仲介してくださり売却の手続きが進められています。一つひとつのことが導かれ、このように新たな住処での暮らしが与えられたことを感謝しています。
なお私たちの小さな家庭の歩みも守られるよう、祈りの端に加えていただければ幸いです。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)