第307号
2025年 5月

・・・ 表紙の写真はイスラエルの植物 たまねぎ ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「さて、民はひどく不平を鳴らして主につぶやいた。・・・
すると民はモーセに向かってわめいた。・・・
また彼らのうちに混じってきていた者が、激しい欲望にかられ、そのうえ、イスラエル
人もまた大声で泣いて、言った。「ああ、肉が食べたい。エジプトで、ただで魚を食べ
ていたことを思い出す。きゅうりも、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも。
だが今や、私たちののどは干からびてしまった。何もなくて、このマナを見るだけだ。」
マナは、コエンドロの種のようで、その色はベドラハのようであった。
人々は歩き回って、それを集め、ひき臼でひくか、臼でついて、これをなべで煮て、パ
ン菓子を作っていた。その味は、おいしいクリームの味のようであった。
夜、宿営に露が降りるとき、マナもそれといっしょに降りた。モーセは、民がその家族
ごとに、それぞれ自分の天幕の入口で泣くのを聞いた。主の怒りは激しく燃え上がり、
モーセも腹立たしく思った。」(民数記 11:1-10)
エジプトからでてきたイスラエルが荒野の旅をしていたときのことです。神は彼らに
食物として「マナ」を与えました。しかしかれらはそれに満足しないで「泣きわめいた」
と書かれています。まずイスラエルにあやかって一緒についてきた外国人「彼らのうち
に混じってきていた者」でしたが、「イスラエル人」もひきこまれてしまったのでした。
すると民はモーセに向かってわめいた。・・・
また彼らのうちに混じってきていた者が、激しい欲望にかられ、そのうえ、イスラエル
人もまた大声で泣いて、言った。「ああ、肉が食べたい。エジプトで、ただで魚を食べ
ていたことを思い出す。きゅうりも、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも。
だが今や、私たちののどは干からびてしまった。何もなくて、このマナを見るだけだ。」
マナは、コエンドロの種のようで、その色はベドラハのようであった。
人々は歩き回って、それを集め、ひき臼でひくか、臼でついて、これをなべで煮て、パ
ン菓子を作っていた。その味は、おいしいクリームの味のようであった。
夜、宿営に露が降りるとき、マナもそれといっしょに降りた。モーセは、民がその家族
ごとに、それぞれ自分の天幕の入口で泣くのを聞いた。主の怒りは激しく燃え上がり、
モーセも腹立たしく思った。」(民数記 11:1-10)
エジプトからでてきたイスラエルが荒野の旅をしていたときのことです。神は彼らに
食物として「マナ」を与えました。しかしかれらはそれに満足しないで「泣きわめいた」
と書かれています。まずイスラエルにあやかって一緒についてきた外国人「彼らのうち
に混じってきていた者」でしたが、「イスラエル人」もひきこまれてしまったのでした。